独立起業支援!悩み解決館(fujiteru式創業ラボ日記)

独立起業に必要な情報が全て揃う独立起業支援専門家「fujiteru」がお届けする独立起業初心者向け「独立起業支援!悩み解決サイト」です。fujiteruの創業支援活動であります「fujiteru式創業ラボ」の状況もお届けします。

INDITEX(ZARA)のスピード経営

 ファッション分野において経営業績が好調の「ZARA」(スペインINDITEXのブランド)の銀座店に週末いって来ました。うわさどおり、ZARAの1・2階のOL向けの売場は盛況でした。

 なぜZARAの経営業績が好調なのでしょう?

 それはSPA企業でありますZARA「スピード経営」にあると言われています。

 スピード経営の指標となる、主なSPA企業のリードタイムは以下のとおりです。

          デザイン〜出荷    製造場所
   ・ZARA    2〜5週間     欧州(80%)
   ・H&M    3週間〜6ヶ月   欧州(50%)
   ・GAP      6ヶ月      アジア(65%)
   ・ユニクロ    約1年       中国(90%)

 「ZARA」はダントツの早さですね。

 そのZARAのスピード経営(SPA企業)の仕組みは以下のとおりです。

 1.ジャスト・イン・タイム
   ・トヨタの協力を得て、自社一貫の生産・物流加工ラインを設置
   ・アイテム別、加工工程別に22社の自社加工工場を集中配置
   ・同地区に13万?の大型物流センターを設置

 2.ファッション・オン・デマンド
   ・長期トレンド情報に基づいて絞り込んだ生機素材や原糸を大量に備蓄
   ・POS情報に基づいて染色整理
   ・販売動向に即応して数日で企画と生産仕様を開発
   ・200名を越えるデザインチームを組成
   ・備蓄素材を加工し、縫製・編みたてラインへ流す

 3.翌日朝に世界中の店舗へ出荷
   ・各国の店舗は全てPOSシステムによってリンク
   ・スペインの巨大自動物流センターで店別に仕分け  


 ZARAは、ある意味、昔から言われている経営戦略のひとつである「ベンチマーキング」の考え方を取り入れているともいえるだろう。

 ベンチマーキングとは、経営や業務・ビジネスプロセスの非効率な部分を改善するため、他分野における優良事例(ベストブラクティス)を探し出して分析し、それを指標(ベンチマーク)に自社の活動を測定・評価して、変革を進める経営改善手法です。 

 「ZARA」は他分野であるが、同じメーカーである「トヨタ」のベストプラクティス(ジャスト・イン・タイム=かんばん方式)を経営に徹底的に取り入れているのだ。


 皆さんも、ベストプラクティスを探し分析してみてはいかがですか?

 本ブログの以下の講座が、これに近い内容ですね。
  
2−3 ヒット要因(話題の会社をチェックしよう)
  2−4 ヒット要因(話題の会社の特徴は何?)

「ひらめき脳」茂木健一郎 著

 

 私は最近、「気づき」を与える支援方法を創造したり、本ブログの「ヒットコード解読」カテゴリーで記載した「脳を鍛える大人のDSトレーニング」ソフトを分析したりするなかで、「起業」との関連から「脳の仕組み」について興味を持ち始め、茂木健一郎氏(NHK番組プロフェッショナルの司会者)の本を中心に何冊か読んでいます。

 この本は、茂木氏の本の中でも、わかりやすく書かれているので、初心者の方にオススメです。

 3つほど、私が気になった「キーワード」について、起業との関連の私見を述べながらご紹介します。


1.「ひらめき」には「脳の空白」が必要
 脳に空白(隙間)があるということは、その空白スペースに何か新しい情報(ひらめき)が必ず入ってくることを、あるいはそれを期待できる状態にあることを意味している。

 精神的にも肉体的にも、目一杯の時は「ひらめき」ませんね。
 確かにリラックス(コーヒーを飲む、散歩する、お風呂に入る)している時に、新しいアイデアが「ひらめき」ます。
 起業には「ひらめき」が不可欠です。いろんな状況での「ひらめき」、また「気づき」があって、事業内容が確立されていくものでしょう。
 起業はとても大変ですが、オンとオフの切り替えを意識的に行うことが大切ですね。またイメージしずらいですが、意識的に何事も受け入れるキャパシティを常に脳の一部に持つ自覚が必要なのかもしれません。


2.記憶力は編集力
 「ひらめき」や創造性は、記憶の働きから生まれる可能性が高い。記憶というのは覚えたことをただ再現するのではなく、編集されていく、この編集する力こそが「ひらめき」を生む原動力である。記憶が編集されることで、新しいものが生まれていくのだ。

 起業において、まず最初に行う大切な事業コンセプトを決めるにあたっても、「無」から事業コンセプトが生まれるのではなく、「棚卸し」「市場調査」「経営知識」などを行い、そのスキルや情報や知識を1つ1つ積み上げ「編集」して、事業コンセプトが「ひらめく」のでしょう。


3.「ひらめき」と「セレンディピティ」
 「セレンディピティ」の日本語訳は「思わぬ幸運に偶然出会う能力」である。最近の日本人のノーベル賞受賞者のうち少なくとも3人(小柴昌俊さん、田中耕一さん、白川英樹さん)の発見には、明らかに「セレンディピティ」と呼べる偶然が介在している。
 「セレンディピティ」を起こすための6つの条件とは、「行動」「気づき」「観察」「受容」「理解」「実現」である。

 この6つの条件は、起業における大切な要素にもなりますね。

 「行動」・・・市場調査、営業活動、資金集めなど、当たり前ですが、起業の第一の基本は「行動」です。

 「気づき」・・・棚卸し、市場調査、顧客の声などから、「起業のネタ」や「事業の種」に気づくことが大切です。

 「観察」・・・気づいたネタや種をよく「観察」することによって、事業プランの戦略が練れます。
  
 「受容」・・・先入観にとらわれず、未知のものや先輩のアドバイスを受け入れることにより、創造的な事業が確立できます。

 「理解」・・・真の顧客メリットの理解と把握が起業には不可欠です。「買いたいなあ」ではなく、「買わなければいけない」と顧客に思わせることが大事です。そうですよね、Tさん。

 「実現」・・・起業を実現させるためには、実施体制(人・もの・お金)を整えなければいけません。

 以上、長々と「ひらめき脳」についてご紹介しましたが、いかがでしょうか?

 
 明日からの1週間は、ゴールデンウィーク中ですので、講座は中断して、私が「最近気になったこと」や「最近読んだ本」や「MINATOインキュベーションセンターの取り組み」などをお届けします。

 5月8日より「事業アイデアを構築しよう!」というテーマで再開します。
 お楽しみに!

今週の藤間IM(起業支援専門家)の動き(4/24〜28)

 先週の「IMの動き」はいかがでしたか?
 こんなことしているのですか、といった声も少々ありましたので、今週も1週間の「IMの動き」をお届けします。
 今週は、外勤が少なく、MIC利用申込者との面談ウィークでした。

 募集枠数を大きく上回るお申込をいただきましてありがとうございました。
 一人ひとりと面談をしておりますと、お申込をいただいた皆さまの「起業への想い」がヒシヒシと伝わってきます。事業内容は千差万別ですが、事業成功へのベクトルは皆さま同じです。
 申込者の皆さまにMINATOインキュベーションセンターをご利用いただきたいところですが、MIC利用者には枠数があることをご了承くださいませ。

 今後も随時(約4ヶ月に1回)、MIC利用者の追加募集を行いますので、募集案内情報をご希望の方は、コチラよりメルマガの登録をお願いします。


『4月24日』
 9時ごろにMICに出勤。
 メールをチェック後、返信。
 9:30頃にMIC利用者より、本日申込締め切りのビジネスアイデア支援モデル事業申請書の最終チェックの相談を受ける。
  ギリギリまで頑張っていますね!
 10:00、11:00、13:00、14:00とMIC利用申込者との面談。(4者)
  自分の強みを活かした事業プランが多いですね!
 その合間に、メルマガ(MINATOLETTER)を配信
 15:00頃にMIC利用者より資金調達相談を受ける。資金使途や必要額を確認の上、融資が妥当と判断して、国民生活金融公庫の担当者へ電話。
  さっそく訪問していました。何事も「行動」が大事ですね!
 新聞記事のチェック。 
 6月に利用期間が終了となるMIC利用者へ更新意向を確認
  皆さん更新希望です!
 面談の多い1日でした。。。

『4月25日』
 
9時頃にMICに出勤。
 メールをチェック後、返信。
 10:30よりMIC定例打合せ。MICの新パンフレットのレイアウト、MICの支援体制の図解方法について協議。内容を決定。
  わかりやすく伝えるために図解は不可欠ですね!
 先週よりMICメンバーの一員となりました、新アシスタントへ、メールアドレス帳の整理作業を依頼。
  整理は重要ですね。バラバラな登録を整理!
 15:00頃、中小機構の技術プロジェクトマネジャーから、事業化助成金認定企業(MIC利用者)の今後の進め方について相談を受ける。
  現在、事業化助成金の認定企業はMICに3社います!
 16:00頃、本日が利用最終日となるMIC利用者へ、今後のMICサポート(卒業認定者はMICアントレクラブ名誉会員となる)について説明。
  2年間のMIC利用を経て無事卒業。今後の更なる活躍を期待しています!
 17:00よりMIC利用申込者との面談
  今日は1者のみです!
 時間の合間を見て、MICアニュアルレポート報告会MICアントレプレナーセミナーのPR依頼(メルマガ配信、WEB掲載)を支援機関に実施。
  いつもご協力ありがとうございます。

『4月26日』
 9時頃にMICに出勤。
 メールをチェック後、返信。
 10:00から、起業よろず相談を実施
 11:00から、MIC利用申込者との面談
  今日も1者のみです。
 13:00頃に創業サポートセンターへ訪問して、今後のセミナー開催の広報について協力依頼を行う。
  今年度もご協力をお願いいたします!
 14:00、16:00、18:00から、起業よろず相談を実施(今日は4者)。
  まずは自分のプランを顧客に近い方に話して反応をつかみましょう!
 その間の15:00頃、MIC卒業生が来まして、新規事業についての相談を受ける。
  既存事業の売上が順調に伸びているとのこと。すばらしい!
 今日も面談の多い1日でした。。。

『4月27日』
 9時頃にMICに出勤。
 メールをチェック後、返信。
 午前中は、新パンフレットの構成作業や新聞記事のチェック。
 14:00、16:00、18:00にMIC利用申込者との面談(今日は3者)。
  皆さん、特徴のある事業内容です!
 18:00以降、MIC利用者がセミナーのため研修室を利用することから、セミナー終了後まで、MICにて待機。
  多くの参加者がきて活発なセミナーでしたね。アナウンサースクール!
 待機中に、プレスリリース資料や、チラシを作成。
 また、支援機関へのPR依頼を実施。

『4月28日』
 9時頃にMICに出勤。
 10:00、11:00,13:00、14:00,15:00,17:00にMIC利用申込者との面談(今日は6件)。まだまだ面接は来週も続きます。
  明確なビジョンをお持ちの方が多いですね!
 16:00頃、新パンフレットの原稿を印刷会社へ提示。
 合間をみて、新聞記事のチェック。

3−5 消費動向

 今日のテーマは「消費動向を見つめよう」です。

 消費動向(態度、意識、支出、購入)を見つめることは、過去から現在にかけて、消費者(顧客)側の視点から、世の中の流れがどのような傾向にあるかを把握できます。一度ぜひ、以下の調査結果をご覧ください。
 消費動向調査(全国、平成18年3月) 内閣府経済社会総合研究所

 その調査結果の中で、興味深いものをいくつかご紹介します。

 1.消費者態度指数(一般世帯、全国) 第1図
     平成15年から指数はずっと増加しています!
     平成15年3月「35」→平成18年3月「48」

 2.サービス支出DIの推移(増やす−減らす)(一般世帯) 第2図
     コンサート等の入場料DIの伸びが大きい!
     前期「9.0%」、今期「9.5%」

 3.主要耐久消費財等の普及率(一般世帯) 第3図
     DVDプレーヤー・レコーダー(再生録画兼用機)の普及率
    の伸びが大きい! 前年度差「11.3%」


 数字が苦手な方にはつらいかもしれませんが、調査結果の数値やグラフを読むと、「やっぱりそうか!」「オッこれは意外だな!」という気づきがあるはずです。

 今週の月曜日にも記載しましたが、できるだけ「数値で把握する」ことにチャレンジしてみましょう。


 以上で今週のテーマ「世の中の流れを見つめること」はおしまいです。 

 週末は、皆さんが気になっていることを、1つでもいいので自分で調べてみましょう。

3−4 デジタルネットワーク化

 今日のテーマは「デジタルネットワーク化を見つめよう」です。

 ここ数年間で、個々のデジタル機器がインターネットによってつながり、デジタルアイランド(島)が、デジタルコンティネント(大陸)になりつつあります。
 
 今後、デジタル関連産業のネットワーク化(大陸化)により、私たちの身の回りのモノや環境はどのようになっていくのでしょうか?

 以下、「デジタルネットワークが生み出す新たな産業」の例を見てみましょう。(向研会「産業構造の大変革」から抜粋)

 1.携帯電話を自動車の鍵に活用
 2.GPSと携帯を組み合わせて走行データをもとにした各種サービス
   (通行料・駐車料金支払い、自動車保険料の設定)
 3.高速道路のパーキングエリアに使って新しい道路の建設の正当性を検証
 4.GPSと携帯の組み合わせでアルツハイマーの老人の検索、家畜の検索
 5.ホテルの空き部屋の当日ディスカウントのプッシュ配信
   (固定費に対する限界利益の増加策)
 6.警備のオンライン化

 各種デジタルネットワークが相互乗り入れ融合することで、新しい産業が生まれれ巨大な勢力となることが予想されます。


 今日の「デジタルネットワーク化」というテーマで言いたいことは以下のとおりです。

  ○大局的に物事の動きを見つめましょう!  

 特に、ボーダレスをキーワードにした動きには注目しましょう。
 きっと新たな動きがつかめるはずです。

3−3 ユニクロ化

 今日のテーマは「ユニクロ化を見つめよう」です。

 「ユニクロ化」!耳慣れない言葉かと思いますが、「産直」と理解してください。
 
 インターネットの影響が大きいのでしょうか!
 現在は、全世界を自社のフィールドとして、例えば
    ・中国の工場
    ・フィリピンの建築設計事務所
    ・インドの病院
などを、自社のビジネスモデルの一部として構築しているビジネスが増えています。
 世界的にビジネスの動きを見つめると、ユニクロ化という大きな流れが存在しています。

 以下、「ユニクロ化」の具体例を見てみましょう。
  (アタッカーズビジネススクール 大前研一「INNOVATION」から抜粋)

  1.住宅分野:豪州でPCを利用し、CAD/CAMを用いて日本の半額で設計
  2.注文生産:中国に直接発注
           (家具、照明、衣類など)
  3.間接業務:インド・中国・フィリピンなどに直接発注
           (データ入力、CAD、コールセンターなど)
  4.プロフェッショナルサービス:米国ではインドなどに発注
           (会計士、証券アナリスト、医療、ソフトウェア開発)
  5.語学教育:英語の母国での国語の先生から、VoIPを使って直接授業

 米国人と現地労働者の賃金格差(米国から海外にアウトソースした場合)を職種ごとに比較してみましょう。($/1ヶ月)

  〃築家・設計士:CADで設計図を作成 
      フィリピン:250  米国:3,000
  会計士:多国籍企業の会計業務
      フィリピン修士卒:300  米国:5,000
  9匐宇宙系技術者:パーツのデザイン
      ロシア:650  米国:6,000
  ざ睛札▲淵螢好函Ь攘会社や投資銀行向けのレポート作成
      インド:1,000  米国:7,000
  ゥ船奪廛妊競ぅ福次Д妊丱ぅ垢粒発、システムの開発
      インド修士卒:1,000  米国:7,000
  Γ稗垠牢浜者:業務用ソフトウェアの開発、WEBデザイン
      インド:500  米国:10,000

 いかがですか?
 低額で、かつ優良な労働者を求め、企業は世界中を探しているのです。


 今日の「ユニクロ化」というテーマで言いたいことは以下のとおりです。

  ○日本国内だけでなく、世界の動きも見つめましょう!  

 特に、先進国で急成長しているビジネスには注目しましょう。
 きっと参考になるはずです。

3−2 所得階層の二極化(アッパークラス・ロウアークラス)

 今日のテーマは「所得階層の二極化(アッパークラス・ロウアークラス)を見つめよう」です。


rankingお読みになる前に
応援クリックにご協力を
                                                           ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑


 最近、とても話題になっていますね。

 では、実際にどれくらい所得階層が二極化になっているのか、具体的な数値をご存知でしょうか?


 民間給与実態統計調査(国税庁)の「給与所得者数の構成比推移」をご覧ください。(以下、「ロウアーミドルの衝撃」大前研一著を抜粋)

    1000万円超・・・・・アッパークラス
    600〜1000万円・・・・・アッパーミドルクラス
    300〜600万円・・・・・ロウアーミドルクラス
    300万円以下・・・・・ロウアークラス

 日本では、ロウアーミドルクラスとロウアークラスの所得階層が増え、アッパークラスの所得階層もわずからがら増加しています。反面、中間であるアッパーミドルクラスが急激に減っています。

 特に、ロウアーミドルクラス以下の中低所得階層が、じつに全世帯の8割近くを占めています。

 数値で確認すると、あらためて「所得階層の二極化」及び「総中流社会の崩壊」を強く実感しますね。

 
 次に、平成16年版労働経済の分析(厚生労働省)の「年収階級別の世帯数割合」をご覧ください。 

 世帯別に見ると、10年前と比較して中流世帯が減少し、「所得階層の二極化」が進行してきています。

 日本の大多数を占めていたミドルクラスが崩壊し、ロウアーミドル以下の層とアッパー層に完全に二極化し、所得階層の分布がM字型を描く「M字型社会」に移行していることが明らかになっています。

 アメリカではレーガン革命以降、こうした「所得階層の二極化」傾向がとくに顕著になったが、日本も20年遅れてこの流れを踏襲していると言える。

 
 いかがでしたか?

 数値で把握すると、今までボヤッと思っていたことが明白になりますね。

 昨日もお伝えしましたが、できるだけ数値で把握すること努めてください。

 昨日、今日と、「人口」や「所得」を切り口とした市場の動きを見てきましたが、皆さんもその他の切り口で市場の動きを観察してみてください。


 明日は、市場というより、もう少しビジネスよりの流れを見つめてみましょう。 

第3週 世の中の流れ

**********************
 第3週の内容
    3−1 人口動向         4月24日
    3−2 所得階層の二極化   4月25日
    3−3 ユニクロ化        4月26日
    3−4 デジタルネットワーク化 4月27日
    3−5 消費動向         4月28日
**********************

【3−1 人口動向】

 第3週目に入ります。

 先週のテーマである「ヒット要因を見つけること」はできたでしょうか?
 2−5ヒット要因(顧客ベネフィットを掘り下げよう)でトレーニングした「ベネフィットの根っこ」を掘り下げることは難しかったかもしれませんが、ぜひ1つの商品に限らず、いろんな商品でトレーニングしてみましょう。

 今週のテーマは「世の中の流れを見つめること」です。
 いわゆる市場環境の動向を見つめるトレーニングのことです。

 市場環境がどのように動いているか、また今後どのように変化していくかを認識しておくことが、事業テーマを設定する際の重要なポイントのひとつです。事業テーマを設定するためには「顧客ターゲット」の設定が不可欠です。顧客ターゲットの市場があるのか、ある場合はどのくらいの規模なのか、また今後どのように規模が変化していくのかを把握することが、事業を成功に導くための大きなファクターの一つです。

 今日のテーマは「人口動向を見つめよう」です。
 身近な市場環境の話題から進めていきます。

 数年前から少子高齢化が叫ばれていますが、皆さん、日本人口の年齢構成の現在と未来、また労働力人口の推移などに関する統計データをご覧になったことはありますか?

 国立社会保障・人口問題研究所という団体のホームページにわかりやすく情報が掲載されています。
 数例をご紹介します。
   1.出生数及び合計特殊出生率の推移
   2.我が国の総人口の見通し
   3.現在と2050年の日本人口の年齢構成比較
   4.労働力人口の推移

 以上の情報にある数値からもあきらかなように、少子高齢化の波は今後より一層大きくなります。

 今週のテーマは「世の中の流れを見つめること」です。
 以上のような団体が提供する情報を見て「なるほど」と感じることも大切ですが、ぜひ起業を志している皆さまに実施してほしいことは以下の2つです。
   
  1.まず自分で根拠・出典を調べてみる
      あらゆるメディアからいろんな情報が入ってくる時代です。
      少子高齢化により・・・・といった情報も多いでしょう。
      そのような情報を耳にした際には、まず自分で少子高齢化の
     根拠や出典をインターネットから調べてみましょう。

  2.数値を確認し把握する
      少子高齢化により・・・・といった情報があった場合に、
     どのくらいの人口割合で少子高齢化なのか、といった
     ように数値を確認し把握する癖をつけましょう。

 いかがでしたか?
 今日は「人口動向」でしたが、その他の市場環境についても調べてみましょう。

 明日は、最近叫ばれている「所得階層の二極化」について見つめてみましょう。 

 

斎藤健著「転落の歴史に何を見るか」

 この本は、今日の衆議院千葉7区補欠選挙に自民党より出馬している斎藤健氏(前埼玉県副知事・経済産業省)が書いたものである。

 転落の歴史に何を見るか―奉天会戦からノモンハン事件へ    ちくま新書 斎藤健(著)

 私のビジネスパートナー(斎藤健氏の知人)より紹介されて先日読んだ。

 本書(斎藤健著)は、明治時代の日清・日露戦争に奇跡的な勝利をした日本と、昭和時代の第二次世界大戦に敗北した日本との「本質的な違い」と「30年間で変わった本質的な要因は何か」を深く考察している。

 私は、司馬遼太郎著の「坂の上の雲」を読んで、日露戦争に望んだ日本の「統制ある組織」や「緻密な戦略」のすばらしさを感じていた。反面、第二次世界大戦に望んだ日本の「無謀さ」もいろんなメディアを通じて感じでいた。

 本書(斎藤健著)では、本質的な要因は
   ・日露戦争の数年後に、ジェネラリストの強力な指導者である
   「明治の元勲」を失った日本が、ジェネラリストを育成せずに、
   スペシャリストしか育成しなかったこと
であると、斎藤健氏は述べている。

 ジェネラリストの存在により、明治時代の軍事は常に全体戦略の一手段として捉えられており、軍事に全体戦略が振り回されることはなかった。しかし、「明治の元勲」の亡き後、ジェネラリストの不在が続いてしまって、軍事イコール全体戦略となってしまった。 それが本質的な要因であると。

 
 話は変わるが、ビジネスも同じだなあと思います。
 社長の存在がビジネスの中核です。
 よく「社長の器より会社は大きくならない」と言われますよね。

 ジェネラリストである社長が、個別戦略や短期的成果など近視眼的な視野で物事を判断するのではなく、全体戦略を見据えて判断することがビジネスにも不可欠です。


 とても読みやすく書かれている本ですので、オススメです。

今週の藤間IM(起業支援専門家)の動き(4/17〜21)

 私は、MINATOインキュベーションセンター(MIC)でインキュベーションマネジャー(IM)として、起業者育成・事業立ち上げ支援・MIC運営を行っています。
 
 この2年間、MICでいろんな方をお会いするなかで、
   ・「IM」ってどんな仕事なの? 
   ・実際にどんなことしているの? 
と聞かれることがよくあります。

 今週1週間の私の動きをお届けします。

『4月17日』
 朝一で「日本政策投資銀行」へ訪問する。MIC利用者の新規事業(K大学のノウハウと人材を活用した介護福祉施設運営事業)への出資・融資相談を行う。新規事業融資担当者との協議で具体的な融資メニューや新株予約権メニューなどの紹介を受ける。
 午後一はその足で、JR田町駅前のキャンパスイノベーションセンター内にある「山形大学サテライトオフィス」へ訪問する。お会いしたのは、大手企業勤務(社内ベンチャー育成担当)→ベンチャー企業経営→大学教授(キャリアデザイン)という経歴をお持ちの方。ある者からの紹介で、起業を志す方や新しいことをはじめる方へのサポートをお二人とも精力的にしているので、一度会ってみてはいかがですかといった経緯です。私は時間が取れればできるだけいろんな方と会うことを基本にしている。とてもすばらしい考えをお持ちの方で、起業者を育成する者としていろんな気づきや共感を得た。「事業にはコンセプトが大事であること」や「サポートには相手に気づいてもらうことが大切であること」など。今後は、あることを一緒に取組みたいと考えています。
 15:30頃、MICに到着。
 メールをチェック後、返信。
 「J−NET21」にMIC利用者募集情報の掲載を依頼。
 18:20にMICを出る。その後はMIC新キャプテンの歓迎会。

『4月18日』
 
9時頃にMICに出勤。
 メールをチェック後、返信。
 10:00より、MIC卒業企業からの口コミでMICに見学に来た方(6月に起業予定)の応対。
 11:00より、MIC利用者とMIC卒業企業とのお見合いを行う。
 お見合いの目的は以下のとおり。
   ・両者とも顧客ターゲット(既に数社と契約済み)が同じなので、お互いの
    事業を補完して売上を伸ばすこと
   ・MIC利用者への意識づけ(社長という立場の認識)
   ・MIC利用者への勇気づけ(事業拡大への判断)
 お見合い(マッチング)は難しい。
 この両者は、「経営姿勢が同じ」、「事業補完が可能」、「事業内容が確立したレベル」であることから、以前からこの両者のお見合いは考えていたが、このタイミングで実施した。引き続きフォローしていく。
 14:00より、MICスタッフにより定例打合せ。新キャプテンをいれた最初の定例会(毎週1回実施)であり、今年1年間の実施計画を再確認した。
 15:30にMICを出る。
 16:30より、JANBOのインキュベーション研究所長(元MICアドバイザー)への新キャプテンとともに挨拶と相談。インキュベーション事業の動向などについてお話をお伺いする。
 18:20に、いろんな資料づくりがたまっているため、MICに戻ってくる。
 国民生活金融公庫内の創業支援担当者研修にて「創業支援の実例」というテーマでの講義を依頼されている。そのプレゼン資料を作成。
 新聞記事のチェックを行う。MIC利用者に関連する記事はコピーして配布しています。

『4月19日』
 9時頃にMICに出勤。
 メールをチェック後、返信。
 今日から、新しいMICスタッフ(アシスタント)が来るので、説明資料を準備。
 説明はキャプテンが実施。
 10:10に、MIC利用者より、ビジネスアイデア支援モデル事業に申請する資料作成の相談を受ける。
 11:00に、MICの2階(プレインキュベーションスペース)より3階(メインインキュベーションスペース)にステップアップする3者が集まり、どの部屋にするかの抽選会を行う。各者の新スペースが決定。これで、メインインキュベーション利用者10者のうち、5者がプレインキュベーション利用者からの進級組となる。
 14:00及び16:00より、1者ずつ起業よろず相談を受ける。
 18:00からの起業よろず相談はキャンセルの電話あり。
 秋田県のIMからの依頼でIT人材を探している企業へ、MIC利用者(日本と中国との人材紹介等を実施)を紹介。
 来月MICを卒業する者より、港区賃料補助制度について質問を受ける。
 「東京都中小企業振興公社」にMIC利用者募集情報の掲載を依頼。

『4月20日』
 朝一で中小機構の本部へ、企業等OB人材派遣事業の依頼でMIC利用者と待ち合わせして訪問。医師が実施する医師向けのサービス事業で社会貢献性が高いことだけでなく、事業成長性も高いと私は思っている。MIC成長株のお一人である。
 13:30頃、MICに到着。
 すぐさま、日刊工業新聞の記者(4月より港区エリア担当)への対応。
 MIC利用者より、広いスペースへの移動の希望相談を受ける。
 各種支援機関へ、MICセミナーの開催情報の掲載を依頼。
 明日配信のMICアントレレターを作成

『4月21日』
 
9時頃MICに出勤。
 10:00に、MIC利用者より、ビジネスアイデア支援モデル事業の申請資料の相談を受ける(19日とは別の者)。
 MICパンフレットを新しくするため、印刷会社に見積もりを依頼。
 午後になって、MICアントレレターを配信。次回からはアシスタントへ依頼。
 17:00より、東京海洋大学の講義をMICにて実施。講義の2コマをMICにて実施するとのことで、第1回目は、MICの事業説明・見学と、MIC利用者からの起業体験談のお話。
 MICカルテを作成。


 以上です。
 その他、細かなことは多々あります。

 いざ書いてみると大変でした。
 来週はどうしようかな?

独立起業悩み解決サイト集
以下に独立起業の悩み解決に
役立つ情報が掲載されたサイト
をカテゴリー別にお届けして
いきます。独立起業に関する
知識やノウハウを習得するのも
最適ですよ!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
本ブログはfujiteruが運営
本ブログは、あくまでも起業支援
家を目指すfujiteru個人の取り
組みであり、fujiteruが所属する
公的支援機関とは無関係です。
Amazonライブリンク(起業)
独立起業「超」入門講座
以下に独立起業超入門講座の
目次(第1週〜第20週)を掲載
しています。独立起業の実践的
な取組みを学ぶのに最適ですよ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
fujiteruプロフィール

fujiteru

訪問者数              いつもありがとうございます
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ブログランキングへ参加中
以下のバナーをクリックしていただくとランキングが上がります。
クリックへのご協力を!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
にほんブログ村
いつもコメントいただきまして  ありがとうございます
  • ライブドアブログ