２００６年３月２８日　【起業支援ワンポイント】

　今日の相談は４者。
　桜が満開のMICです。

　成長著しいMIC利用者が
　「最近、競争心がなくて・・・・張り合いがないというか・・・」
と言いながら、フラっと私の部屋に入ってきました。

　傍目にはとてもうまくいっているベンチャー企業でも、その者
その者の課題や悩みを持っています。

　特に起業支援の場合は、経営者として未熟な面もあることから
各者にあわせた応対が不可欠です。
　
　競争心がない？フラっときたMIC利用者には次のようにお話し
しました。
　　　
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
　競争心を持つことは大切です。
　しかしそれ以上に大切なことは「なぜ競争心を持つか」という
ことです。
　競争心を持つと何が良くなるのでしょう？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　といった感じで、前向きで答えやすい質問をして、できるだけ
自分で考えてもらうようにしています。
　いわゆるコーチングのような感じです。

　自分で考えて→自分で答えを出し→気づき→自ら実行する

　この流れを、MICを卒業した後も自らできるように育成するのが、
ビジネスインキュベーション（BI）施設であるMICの役割です。
　
　今回の場合「目標設定」と密接に関連していると思います。
　目標設定がきちんとしていれば、競争心はいくらでも沸いてくる
経営者のはずです。急成長しているので目標を見失いがちになって
いるのでしょう。

　このように経営者一人ひとりの事情と密接に関連してくるので、
答えは一つではないはず
　
　MICでは、起業支援者である私が常駐していることから、その事情
がとてもわかりやすいです。
　これがBIであるMICの起業支援の特徴でしょう！

　最後まで読んでいただきありがとうございます！
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