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今週末も独立起業「超」入門講座をお届けしていきます。


【第1
章利益設計(採算性)「14−5 採算性計算事例

今回は第14章「利益設計(採算性)」の最終回「採算性の計算事例」をお届けします。

さっそく採算計算の事例問題に入ります。

「事例問題」
 
年間売上高が1億円で、商品の原価が6,000万円、その他諸経費が2,000万円である。
 
総費用のうち、固定費が3,000万円である。
 
このときの「利益」はいくらになるか?
 
また、「損益分岐点」はいくらかになるか?

「問題解答」  
 
最初に「利益」を求めます。
 
利益は、売上高−総費用で求められます。
 
総費用は、商品の原価+その他諸経費であるので、
    
利益= 100,000,000 (60,000,000 20,000,000)
       
20,000,000

 
次に総費用と固定費から「変動費」を求めます。
 
変動費は、総費用−固定費で求められますので、
    
変動費= 60,000,000 20,000,000 30,000,000
         
50,000,000

 
その次に「損益分岐点」を求めます。
 
損益分岐点は、固定費÷(1−変動費率)で計算できます。
 
変動費率は、変動費÷売上高であるので、
    
損益分岐点= 30,000,000 ÷ (1−50,000,000÷100,000,000
           
60,000,000

 
よって、利益は「20,000,000円」、損益分岐点は「60,000,000円」となります。

以上の計算から、採算性検証(採算計算)の基本である「損益分岐点」が求められます。

さらに、利益がきちんと生み出される仕組みであるかどうかを検証する「利益設計」の段階で、ポイントであると私が考えているのは、第13章にてお届けしました「原時」です。

原時とは「時間の概念」です。

「時間の概念」でも、損益分岐点の売上高の採算性を検証してみましょう。(これから先は第13章「13−3原時の復習です)

「売上」を分解すると以下のとおりですね。

 
「売上」=「商品・サービスの価格」×「顧客数」

「商品・サービスの価格」が決まっているので(決めると)

 
「年間顧客数」=「年間売上」÷「商品・サービスの価格」

を計算してみましょう。

「年間顧客数」は、何者(社)でしたか? 100社、1000者、それとも10000者ですか?

この数は、皆さんの事業(ビジネス)により様々ですね。

この「年間顧客数」に原時の考え方を導入してみますと、

 
「年間顧客数」×「原時」=「顧客に商品・サービスを提供する総時間(総日数)」

「総日数」これが365日を超えるか否かがポイントです。

 
「1年間、顧客に商品・サービスを提供する総日数」<365

事業の「実現性・採算性」には、「お金」の概念も重要ですが、「時間」の概念も同じくらい重要なのです。

ぜひ皆さん、「時間」の概念でも、事業の実現性・採算性を検証してみましょう。



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